カウンセリング

【オンライン授業の光と闇】を考えてみた

【オンライン授業の光と闇】

 

自粛要請のために、全国的に休校となり、

学校現場は大げさではなく、

大混乱しました。

私は、公立・私立ともに

どのように対応しているか、

最前線で情報集めをしておりました。

そこから感じた、個人的な

①発達障害の子ども

②不登校の子ども

の未来の教育の可能性を探ります

(後日、③虐待ケースについて語ろうと思います)

 

 

 

発達障害の子ども

 

良い影響と思われる観点

PCに集中すれば良いため、意外と集中できる

教師の指示内容が資料提示が先行条件となりうるため

意外と集中できる

課題提出がワードになることで鉛筆の書字が

苦手な場合、課題提出が早くなる

集団行動が多く求められないため、

友人関係トラブルが軽減されるおよび

気が楽になり、情緒が安定する

 

 

難しいと思われる観点

時間の切り替えや遊びからの切り替えが

自宅であるために難しい

自分の好きなお菓子やおもちゃ、こだわりの本が

近くにあるため、すぐにそちらへ気がそれてしまう

PC上でどのように友だちと会話したら良いか

わからず、戸惑ってしまう

言葉から気持ちを類推することが苦手であるため、

誤解したままコミュニケーションが途絶えてしまう

体を動かすことがそもそも不得手なため、

運動の機会が激減し、太ってしまうか、姿勢保持が

難しくなる

 

 

 

 

不登校の子ども

 

 

良い影響と思われる観点

 

学校へ行きたくないが、勉強はしたいので、

課題が明確に周囲と同じペースで出されること、

オンラインの参加の仕方に選択肢が多いため、

安心して学習に励むことができる

対教師とのやり取りが濃密となり、進路についても

安心して考えることができる

学校を休むことへの罪悪感が減り、

情緒が安定する

趣味に没頭していても保護者が口うるさく言わないため、

学校という存在の変化に戸惑いもあるが

登校しなければという焦りやプレッシャーがなくなる

 

 

 

難しいと思われる観点

年度が変わったら登校しよう、

中学入学・高校入学を機会に登校しようと

思ったが、出鼻をくじかれて、挑戦したい

気持ちが薄れてしまっている

分散登校など、よくわからないパターンの

登校を提案され、非常に困っている

みんなも休んでいるし、このまま学校がなければ良いと

家庭に引きこもることを継続したいと思っている

 

 

 

本当に求められる教育とは

 

私が考える未来は、

子どもたちが教育の頻度と先生を選択する時代

やってくるのではないか、ということです。

おそらく10歳くらいの年齢を機会にして、

本人が選択する。

学び方や生き方を子ども自身が選択するのです

オンラインコンテンツは多様化し、

学校という現場で行われる教育プログラムは

一定の変化を伴いつつも、

ある意味で集団教育のあり方を損なわずに

「みんなで一緒にがんばろう」

大切にする学校教育を真剣に守っていくのでは

ないかと思っています

子どもたちが選択する自由さには責任にも伴うし、

子どもが触れる情報や選択する力や

それを肯定否定する大人の存在が

大きく将来に影響するはずです

そこにスクールカウンセリングの新たな形が

見えてくるように思っています

新学習指導要領のすべての内容を

本当に義務教育が担う必要性があるのだろうか?

そんなこともイメージしています

子どもが自分の考えを言葉にし、

自分らしく生きるためには

いつから何をすれば良いでしょうか

今回の自粛でわかったことは、

学校で子どもたちが得るものは

とても大きいということ

一方で、学校以外でも心は豊かになり、

”学び”はいくらでもどこにでも

転がっている、という事では

ないでしょうか

 

 

 

最後に

 

 

子どもたち自身が、自己を否定せずに、

自分の魅力に気づいて”選択する力”を育てていくためには

ヨガやマインドフルネスの手法が

とても大切だと考えています

本記事は、学校や教育的な視点でまとめましたが、

保護者の意見は多様です

私のところへ寄せられた苦しい胸の内や

新しい発見などは

別記事にてまとめていきたいと考えています

 

 

 

 

学校教育にヨガを。

マインドフルネスを。

Candrika promovel

 

 

 

 

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学校×ヨガ

 

 

学校のために、学校で生まれた。

Yoga Ed.の歴史は、

1999年、のサウスセントラル・ロス・アンジェルス・チャータースクールで始まりました。

ロス・アンジェルスの中でも犯罪、貧困、暴動が多い地域にあるこの特進校では、生徒たちが、学校の内外において、健全な生活を過ごすためのライフスキルを身につける必要性に迫られていました。

この必要性が、慈善家で、かつ自身も長年にわたりヨガを教えていたタラ・グーバーに強い影響を与え、この特進校にてYoga Ed.を生み出すことになったのです。学校の状況を効果的に改善させるべく、心身の健康維持の為のプログラムを立ち上げることに没頭するうちに、タラは、学校の健全性を高め、また、人生の困難に立ち向かえる術を、子どもたちに身につけさせるためのヨガカリキュラムを作り上げることの出来る、情熱を持ったヨガ教育者達のグループを発足しました。そのプログラムは、驚くべき成功を遂げました。

特進校の共同経営者であるケヴィン・スヴェッドは、「ヨガの効果に疑いの余地はない。我々の生徒は、心身の健康維持全体、つまり、身体、健康を意識する力、ストレス管理力、集中力、学校活動、他者への尊敬と自尊心の構築において改善が見られた。」と賞賛しました。「我々は、本校にて期待される高い達成感を保つために、ヨガは有効かつ価値ある要因であると考える。」

 

<Yoga.ed サイトより抜粋>