発達障害のお子様にキッズヨガをオススメしたい理由
私が小・中学生にキッズヨガを教えていて効果的だなぁと思うお子様のタイプベスト3は
第3位 不器用で体育が苦手な子
第2位 自閉症スペクトラムの子
第1位 ADHDの子
第3位 不器用で体育が苦手な子
第3位の不器用さんは専門用語で言えば発達協調性運動障害になりますね
その子たちの感想は
「私でもできることがあった」
「みんなと比べなくていいっていうのがよかった」
やはり不器用さんや身体を動かすこと自体が嫌いなお子さんは体育着に着替えることも嫌なくらいだそうで…
また、整列して授業を受けることも多いため、その雰囲気が嫌いな子すらいます。
そんな中で、並び方が整列・円・バラバラ…と自由であるのもかなり嬉しいそうです。
ウォーミングアップでは、手首足首回しも丁寧に行うので、自分の身体を大切にしよう、そう思えるチャンスでもあります。
「なんだかわからないけど気持ちよかった」と恥ずかしそうに報告してくれる子がいました。普段何かと理由をつけて、体育を休む生徒さんでした。
第2位 自閉症スペクトラムの子
第2位 自閉症スペクトラムの特徴は良くも悪くもマイペース
そんなお子様たちは、とにかく瞑想が好き
集団生活のザワザワした雰囲気が人知れずストレスだったんでしょう
自身の内側へ集中する感覚はとっても気持ちよかったのだと思います
ある受験生は
「テストの前にやってみたら深呼吸でとても気持ちが楽になりました。教えていただき、ありがとうございました。」
と高校合格してから教えてくれました。
ちなみにその子はほとんど学校では声を発さず、他の生徒との関わらず、担任はまさか私に手紙を書きたいと言うと思わなかった、と驚いていました。
さて…第1位
キッズヨガをすすめたい 第1位 ADHDの子
キッズヨガをすすめたいお子さま、もちろんADHDです。
ADHDの特に衝動性が高く、授業中のおしゃべりが止まらず、不注意傾向も強いタイプに絶大な効果があります。
まず、衝動性があるタイプでは、順番を待つことはできず、静かにヨガのポーズの説明も聞いてません
しかし、バランスポーズや少しレベルの高いポーズに挑戦させるとかなり集中していきます。特に気に入ってくれたのはバシッツァーサナ!腕の筋肉があるだけでなく、体幹が必要なポーズ。見た目よりも難しく、中学男子と言えど、グラグラフラフラ…。なんでだ!といつも連れ添ってる悪ガキ軍団でキープ時間の競争が始まります。楽しかったんでしょうね、「俺!練習して先生に見せる!」と休み時間、叫んでお部屋を出ていきました。
不注意傾向のあるお子様たちにはあくまでも呼吸法の一貫として、大声で叫ぶ、なんてことも効果的です。
決められた回数・決められた順番・決められた言葉を叫ぶことは一見ふざけているようでもありますが、思いっきりエネルギーを消費して、その後の鎮静=自分の客観視へもっていくことが短時間でできます
決して単純な遊びではなく、意味のある遊び、それがキッズヨガの根幹にあります
さて効果をお伝えしましたが、
私はこれを自分の感覚だけでなく、担任の先生・保護者様が実感として結果を得られるように今後は論文としてまとめていきます
まずは小学生から…
どんな効果があるのか、私も楽しみです
学校のために、学校で生まれた。
Yoga Ed.の歴史は、
1999年、のサウスセントラル・ロス・アンジェルス・チャータースクールで始まりました。
ロス・アンジェルスの中でも犯罪、貧困、暴動が多い地域にあるこの特進校では、生徒たちが、学校の内外において、健全な生活を過ごすためのライフスキルを身につける必要性に迫られていました。
この必要性が、慈善家で、かつ自身も長年にわたりヨガを教えていたタラ・グーバーに強い影響を与え、この特進校にてYoga Ed.を生み出すことになったのです。学校の状況を効果的に改善させるべく、心身の健康維持の為のプログラムを立ち上げることに没頭するうちに、タラは、学校の健全性を高め、また、人生の困難に立ち向かえる術を、子どもたちに身につけさせるためのヨガカリキュラムを作り上げることの出来る、情熱を持ったヨガ教育者達のグループを発足しました。そのプログラムは、驚くべき成功を遂げました。
特進校の共同経営者であるケヴィン・スヴェッドは、「ヨガの効果に疑いの余地はない。我々の生徒は、心身の健康維持全体、つまり、身体、健康を意識する力、ストレス管理力、集中力、学校活動、他者への尊敬と自尊心の構築において改善が見られた。」と賞賛しました。「我々は、本校にて期待される高い達成感を保つために、ヨガは有効かつ価値ある要因であると考える。」
<Yoga.ed サイトより抜粋>