いつもの道はあなただけのスペシャルな道
通勤や通学、同じルートで行くことが多いでしょう。
乗る電車やバスも決めていた時間に合わせて、
駆け込むことも多いでしょう。
そんな何気ない日常でできるマインドフルネスです
以下は、「MINDFULNESS FOR CHILDREN ー UZ AFZAL」
を参考に日本の学校やご家庭でマインドフルネスを
楽しく取り組めるように個人的に紹介しているものです。

Practice : Van Gogh Eyes (ゴッホの目)
所要時間:通勤・通学中の数分
必要なもの:あなた自身
このエクササイズは、
子どもたちに人気で、
日々の通学や移動中の経験を充実させるのに役立ちます。
次のイントロを
子どもに数回読んできかせましょう。
ゴッホは百年以上前にいたオランダ出身の画家です。
生きているときに、彼の絵は全く売れませんでしたが、
今現在、その価値は一億円以上、世界中あちこちで展示されています。
彼の作品で最も有名なのが”ひまわり”です。
秀でた画家になるにはその腕前だけではなく、
注意深くみることがとても重要です。
絵を作り出すには、景色や人物を注意してよくみなければなりません。
ゴッホは旅行家で、フランス、ドイツ、アイルランド、イングランドを訪れました。
馬車での旅が主となり、たまには列車や船でも旅をしました。
その旅ごとに彼は景色を眺め、野を眺め、日が昇るのを観察し、描いていました。
あなたも通学・通勤のなかでゴッホのように注意深くもの眺めてみましょう。
次のインストラクションを子どもたちに読みましょう。
何度か繰り返すことによって、自分たちだけで練習できるようになるでしょう。
*椅子にしっかり座りましょう。
椅子と触れている体、地についている足を感じましょう。
体の重さを椅子に任せます。
手はどこにありますか?触れているものに気づきましょう。
身体中を巡っている息に意識を向け風船の呼吸を30秒行いましょう(風船の呼吸)
*落ち着いたら目線を窓の方に向けましょう。
もし窓がなければ周りに目を向けてください。
ゴッホのような画家として、
目の前にあるものの形、線、色に注意してよくみてみましょう。
*このように興味深く、我慢深く、意味深く多様な見方をすることによって、
すぐ近くにあるもの、遠くにあるものを見てみて、
どんな感情が出てくるか気づいてみましょう。
*しばらくして、目が疲れてきたときには目を閉じて、風船の呼吸に戻りましょう。
*もし、この移動がいつも行うことだった場合、
今まで気がつかなかった何かを見つけることはできますか?
またはいつもみていたものを何か違う目で見ることはできますか?
*目的についたら、
このように移動することでどんな風に感じたか、気づいてみましょう。
*家についたら、その移動中で見たものを
絵に書いてみてはどうでしょう?
ゴッホが気にいるかもしれませんよ。

Reflection ; 振り返ってみましょう
練習が終わったら、
子どもが旅したとき
に気づいたことを子どもに尋ねると役立ちます。
どんな身近なことに気づいたのですか?
彼らはこれまで見たことがないことに何を気づきましたか?
彼らがあなたに言うことは何でも、彼らが気づいたことが良かったということを
認めてください。
たとえ何を言われても、
子どもたちが自分の経験に気づいて良かったことを認める、
それがマインドフルネスの全てです。
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学校のために、学校で生まれた。
Yoga Ed.の歴史は、
1999年、のサウスセントラル・ロス・アンジェルス・チャータースクールで始まりました。
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この必要性が、慈善家で、かつ自身も長年にわたりヨガを教えていたタラ・グーバーに強い影響を与え、この特進校にてYoga Ed.を生み出すことになったのです。学校の状況を効果的に改善させるべく、心身の健康維持の為のプログラムを立ち上げることに没頭するうちに、タラは、学校の健全性を高め、また、人生の困難に立ち向かえる術を、子どもたちに身につけさせるためのヨガカリキュラムを作り上げることの出来る、情熱を持ったヨガ教育者達のグループを発足しました。そのプログラムは、驚くべき成功を遂げました。
特進校の共同経営者であるケヴィン・スヴェッドは、「ヨガの効果に疑いの余地はない。我々の生徒は、心身の健康維持全体、つまり、身体、健康を意識する力、ストレス管理力、集中力、学校活動、他者への尊敬と自尊心の構築において改善が見られた。」と賞賛しました。「我々は、本校にて期待される高い達成感を保つために、ヨガは有効かつ価値ある要因であると考える。」
<Yoga.ed サイトより抜粋>