学校不適応

不登校の中学生にヨガを教えたら気づいたこと その2

こんにちは
candrika promovelです

candrika  月の光のように暗闇を照らす存在として
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心の底から分かち合ってより良い未来を一緒に作りたい

臨床心理士andヨガインストラクター
スクールカウンセラー
中心にお仕事してます。

不登校の中学生にヨガを教えたら気づいたこと>で紹介した 不登校の中学1年の女子生徒のケース

親子もしくは本人のみで登校できるようになっていたのですが、私がとある日、ヨガを教えた時に突然「うわ〜!」と叫び、
そのまま無言で固まり、どうしようもなくなってしまい・・・
・・・それから2ヶ月後、児童精神科の入院へとつながってしまうのです・・・

入院は3ヶ月、と当面は決め、その間は母のみのカウンセリング、受験への不安を伺うこととなりました
その中では、娘をどうしても他の兄妹よりも好きになれないこと、母自身、自分の両親に対して”いい子”でいたいがために娘が不登校になっていることを隠し続けている、といった話が出て来ました
母も精神科にて薬を服用、私との面談にも来られないほどの状態が続きましたが、ずっと毎週私は待ち続け、親子が来ていた時間帯はいつもその親子を考えることにしていました
「どうしてヨガは効果がなかったのだろう?」私の中で疑問と不安も申し訳なさがいっぱいになります
「元気になるかも!」と私は思いましたし、実際ヨガの効果はいくらでもあるのですが・・
・学校の中で母親の前で何か身体を動かすことは、”開きたくない心の扉”を開けてしまったのかもしれない
「引き金」に近い身体の動きをしてしまったのかもしれない
振り返った時、私に気づきが生まれました 彼女は保健室でベッドの上で色々な寝方、ポーズによって、気持ちを整理していた生徒です きっと彼女なりの身体の動かし方の順番があったに違いありません
ヨガのポーズでは”インストラクション”といって、例えば、足から(土台から)声をかけていき、両手につなげていく、そんなことが一般的ですが、この女子生徒にとっては不具合が生じてしまったのかもしれません
多くの場合、背骨を伸ばして深呼吸すると良い、そんなイメージがあると思います
しかし、「この時、このタイミングでは、背中を丸めてしっかりと”心の扉”を閉めて、自分を大切にする時間だった」のではないか、と考えました
私の自己満足で私のペースでやらせてしまったこと、とても反省しました
それから身体の動きと感情のつながり、経絡・内臓と感情の関係を学んでいくことになるのです

心と体はつながっている
最近よく聞く言葉です しかし、それは単純に「心の問題を運動でよくする」というシンプルなものではないのです

「身体の声を自分の心で観察し、聞いていく練習を一緒にゆっくり自分のペースで行う」ことが大切だと思います
ですから、ヨガをやりたくない人、ヨガを強要すること、クラス全員にヨガをさせることは絶対あってはならないと考えています 年齢が低ければ低いほど、拒否する力が弱いです ですから、私は先生方にヨガに参加しない子がいても、間違っていると感じても、”全ては空間”がよくするので、怒ったり叱ったり指摘したりしないでください、と伝えています

どんな子にどの場面でどのようなタイミングで”ヨガ”と出会わせていくのか、一緒に辛さを感じるのか、
臨床心理士がヨガを”つなげて”いくことの本当の難しさはケースをすればするほど、肌で感じていくのです

さて、次の記事ではヨガでめっちゃくちゃ元気になった男子生徒の話
そう、ヨガってやっぱり素晴らしいのです

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唯一無二の「自分」に出会う

一生懸命生きてきたはずなのに、ふと無力感に追われる・・

こんなになんで忙しいんだろう?と疑問に思う・・・

 

教育の現場で長く働いていると、そういう気持ちを持つ<先生>に出会うことがありました

また、子育てに悩む保護者の方々が、”自分らしい人生”を送れていないことにも気づきました

 

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臨床心理士・公認心理師・ヨガ講師(RYT500およびキッズヨガ 、MBSR、アンガーマネジメントなど多数の研修資格を取得)の太田千瑞が

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