学校不適応

園や学校が発達障害の特徴を理解してくれないワケ3つ

こんにちは
candrika promovelです

candrika  月の光のように暗闇を照らす存在として
promovel  あなた自身の素晴らしさをさらに高める方法を
心の底から分かち合ってより良い未来を一緒に作りたい

臨床心理士andヨガインストラクター
スクールカウンセラー
中心にお仕事してます。

 

 

 

発達障害のお子様がいる保護者の方は、どんなことを園や学校にお願いしてお子様が楽しく生活してしていけるようにしていますか?面談や連絡帳で相談する、連絡帳で伝えたり電話でやり取りしたりすることが多いと思いますが、何だか上手くいかないな・・と思ったことはありませんか?

 

 

その理由を今日は考えてみたいと思います

 

 

ワケその1

先生の目標と保護者の目標が異なっている

先生たちは”集団としての目標”があります
例えば、一列に並んで歩ける、みんなと同じペースで後片付けできる、黒板の内容を書けるなど・・。保護者の方も一緒です、みんなと同じく集団行動が取れるようになって欲しい、だからこそ、我が子に配慮してほしい・・。

 

 

 

しかし、その目標、行動の達成度合いは「集団」と「家庭という個別」の状態とでは大きく異なるのです!
集団の中で遅くとも、家庭では切り替えが早くなったと感じることもあるでしょう。その逆もあります。

 

 

 

ぜひ、数字で表せる形で変化を評価しましょう!!

例えば、①何分で切り替えられるようになった、②何月何日に比べて◯◯になった、③教科書の◯ページは定着している、④漢字は何級まで取れている、⑤班活動ができるようになった(◯人グループの中でも自分の意見を言えるようになった)

子育てや教育は数字では測ることができない評価があります

しかし、家庭と学校が共通理解するためには、最近”数字”で伝えることと、論理的に伝えることがとても大切だと感じています

 

 

 

ワケその2  先生自身が発達障害の知識を必要と感じていない

私も教員研修の中でよく質問を受けるのが、「合理的配慮の意味は?」「特別支援教育とは、特別であって、”ずるい”のでは?」「発達障害のお子さん以外には配慮をしない、ということか?それは公教育としておかしいのではないか?」

 

この質問はどの現場でも(発達支援センターでも、保育園でも幼稚園でも小学校でも中学校でも高校でも・・・)聞かれる言葉です

ですから、先日は教員研修にて「クラスで発達障害の児童生徒が特別支援教室に行くことになった場合、その他のクラスの児童生徒が”ずるい”と言ったらどのように対処するか?」について、講演してきました

 

教員自身が特別扱いしたくない、集団に向けての指示を変えたくない、と考えていらっしゃることは事実です
それは何とも残念なことでもありますが、結構同じような反応が返ってくる教師は多いです。これは、「皆平等にならねばならぬ」、という正義感からくるものでもあります。誤解がないように申し上げますが、実はこの発言をしていても発達障害の対応が素晴らしく上手な先生もいらっしゃいます。本当にまさに「皆平等にならねばならぬ」精神なのです!!!

 

どのようなタイプの先生か、によってどのように子どもの特徴を伝えていくのか、もコツがありますが、それは個別にお伝えします

 

 

 

 

ワケその3    先生自身も悩んでいる

とにかく学級経営に困っている・・多くの場合、配慮してもらうことが難しいというクラスでは、いわゆる定型発達のお子さんへの遊びや学習の指示も困っていることが多いです 「うちのクラスはいろんな子がいるから」「幼い学年なんです」と自分が指導力がないことをひた隠しにしていることに気づいていない・・こともあるのです。
学級全体が困っている状態ですと、発達障害をお持ちのお子さんへの対応は後手後手になりがち・・保護者からのクレームも多く、園行事・学校行事の準備もままならない、そんなところも少なからずあります

 

 

 

ただここで付け加えたいのは、「先生たちも人間であるということ」
人としての苦手な方もいれば、戸惑うことが1つでもあると仕事全体がうまくいきにくい方もいると思います
先生たちも勉強していますが、追いつかない状況です
家庭環境の複雑さ、発達障害の概念、発達障害に似た症状の多さなど、本当にこの世の中の価値観の多様さからくる”先生自身の先生としての自信のなさ”、もあるということ

 

時にこの自信のなさが「お互いの主張をぶつけて気まずくなる」状態になることも・・・子どもの育ちに模範回答はありません。ですから、選択肢を多めに増やして検討すること、それだけをしていく、そのスタンスでいくと、肩の力が抜けて<お子さまにとっての世界に1つだけの応援計画>ができるはずです。

 

 

ぜひ「配慮してくれない」「理解してくれない」ではなく、「配慮させる意味」「理解させる意味」を再度突き詰めてほしいと思います

 

 

お子さんが問題児扱いされることはなぜ嫌ですか?
自分の子育てを批判されていると思うから嫌ですか?
保護者の方々の中には、「先生も大変でしょうけど、あんな子ですからお互い楽しくやりましょう」と言ってくれる人もいます
また、担任の先生の中には、「よくここまで育ててくださいましたね」という方もいます

何が違ったのだろう?どうしたらより良い関係が築けるだろうと、常に考えています

こういうそれぞれの想いが交錯するけれどキャッチボールができない

ミスマッチが起きないために、心理士はいます
いま、私は、現場で使っているメモとしていつも作っているものを
1つの書面にしてみようと考えています
それは・・・
専門的な言葉ではなく”想い”を伝えていく「フォーマット」!!
現在作成中です
これがあればそのまま学校に提出することができますし、具体的なポイントもあるので、家庭と学校との違いもわかるようなものです。
個別指導計画のような曖昧で正式な言葉ではなく、日々使っている言葉しかなく、担任と信頼関係を作れるもの、になります

 

 

欲しい!という方、こんなものがあったら嬉しい!ということがある方はぜひぜひLINE@へのご登録をお待ちしております
試験的に作ったものを、無料で提供し、より良いものに保護者の方や教員の方と作っていきたいと思っています

 

 

発達障害のお子様に適した小学校選びレッスン

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唯一無二の「自分」に出会う

一生懸命生きてきたはずなのに、ふと無力感に追われる・・

こんなになんで忙しいんだろう?と疑問に思う・・・

 

教育の現場で長く働いていると、そういう気持ちを持つ<先生>に出会うことがありました

また、子育てに悩む保護者の方々が、”自分らしい人生”を送れていないことにも気づきました

 

専門知識を深めて、仕事にも自分の人生を豊かにすることにもつながるための

講座と相談をcandrika promovel では広げています

 

臨床心理士・公認心理師・ヨガ講師(RYT500およびキッズヨガ 、MBSR、アンガーマネジメントなど多数の研修資格を取得)の太田千瑞が

自由自在に生き抜く方法を皆様へお届けします