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ヨガ思考

子どもはどのような時に相談してくれるのか?

 

どうしよう?暇だな〜

 

暇すぎる私による暇な支援者のための記事です。

 

6月というシーズンとは

 

6月は、いじめのアンケートが行われたり、

東京都では、全員面接といって小学5年生、中学1年生、高校1年生と

”全員”面談する時期で、

スクールカウンセラーとしては、ご予約満員御礼の日々が続きます。

人数にすると50〜60人と会うため、

トイレに行きたいと思っても、気づくと昼過ぎ、なんてことはしばしばあります。

 

また、保護者様と担任の個人面談や

児童生徒と担任の二者面談や信頼関係ができてきて、

今後の方針が見えてくる時期でもあり、

そこでスクールカウンセラーの出番が増える時期でもあります。

 

 

そういう中で、1日中、「ちょっとごめんなさい、名前と顔が一致しないわ・・・」

なんてことを心の中でつぶやきがちなのですが、

とにかく1番大切にしていることは、

 

「暇そうにすること」

 

なぜ、暇そうにしているかというと2つの理由があります。

 

1つ目は、昔、<職員室で、忙しそうにしていると先生たちは話しかけづらいから

職員室での振る舞い方がスクールカウンセラーは大切だ>と習ったこと

2つ目は、実際、子どもたちに”先生、暇そうだよな〜”という言葉たちが

常に相談の入り口であったからです。

 

子どもたちの心

 

子どもたちは、よーく大人を見ています。

担任の先生はね、いつも忙しそうなの。だって、なんか全校の前で話す指導する先生なの。
ああ、生活指導主任、っていうお仕事だもんね。学校のルール話してくれるよね。
だからね、ちょっと怖い感じするときあるし、話すと怒られちゃうかな〜って
相談するって、お話しすることだもんね、それができない感じがするんだ
太田先生はさ、私たちが授業受けているとき、何してるの?この部屋で遊んでるの?
そうね〜遊んでいるような気持ちで色々な人と過ごしているよ
なんかここって落ち着くよね。お母さんもね、ご飯作ったりとかして忙しそうだし、イライラしてるの。話せないよね。
お仕事忙しくてイライラしちゃっていたのかな。。
でね、お母さんに内緒で、(遠くに暮らす)お父さんにラインしちゃったんだ・・・
聞いて欲しいことがあったんだよね・・・

 

 

注:実際に相談室で起こりうる会話の一部を改変したものです。

このやり取りが全てではありません。

心の空白がある人=暇な人

 

私は、”暇な人”を子どもたちが求めているような気がしています。

それは、つまり、「心の余裕や空白があり、なんだか楽しそうにしている人」なのだと

思っています。

 

穏やかさと柔らかさをまとえる存在として、

子どもたちの前に立ちたいと努力しているところです。

 

そのために私は、ヨガの必要で、ヨガの雰囲気をカウンセリングの技法と

ともに、子どもたちへ接して、苦しさや不安を分かち合っています。

 

 

 

 

届けたいこと

 

 

唯一無二の「自分」に出会う

一生懸命生きてきたはずなのに、ふと無力感に追われる・・

こんなになんで忙しいんだろう?と疑問に思う・・・

 

教育の現場で長く働いていると、そういう気持ちを持つ<先生>に出会うことがありました

また、子育てに悩む保護者の方々が、”自分らしい人生”を送れていないことにも気づきました

 

専門知識を深めて、仕事にも自分の人生を豊かにすることにもつながるための

講座と相談をcandrika promovel では広げています

 

臨床心理士・公認心理師・ヨガ講師(RYT500およびキッズヨガ 、MBSR、アンガーマネジメントなど多数の研修資格を取得)の太田千瑞が

自由自在に生き抜く方法を皆様へお届けします