ヨガ

がっこうヨガライブ配信レポート 2020年9月16日 ゲストSayuri先生「体育でヨガをするとは?」

がっこうヨガ推進委員会、委員長の太田が、素敵なゲストをお迎えしてお話するシリーズ!2020年9月16日 13時のライブ配信のゲストは、Sayuriさんです。

Facebookグループでは、不定期に学校にヨガ・マインドフルネスを取り入れる魅力や、配慮することについて、LIVE配信をしています。

ぜひ「がっこうヨガって何?」と思った方、太田に質問してみたい方は遊びに来てくださいね。

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2020年9月16日 ゲストSayuri先生

がっこうヨガ推進委員会、委員長の太田が、素敵なゲストをお迎えしてお話するシリーズ!2020年9月16日 13時のライブ配信のゲストは、Sayuriさんです。

Sayuriさん

カナダのイリノイ州にて、英語でキッズヨガインストラクターをされています。

ご自身のお子さんたちと、カナダの大自然の中で親子ヨガを体験し、その気持ちよさを実感していたところ…なんと、ちょうど、お子さんたちが通っていた小学校でヨガが教科になったそうなんです!

さて、カナダではどんなヨガの授業が行われているのでしょうか?さっそく対談をのぞいてみましょう♪

教科に入っているヨガ

Sayuri:息子たちの学校では、朝の活動として取り入れていたヨガが、校長先生の意向で、小4から中2までの教科として入れることがスタート!ヨガの授業が始まりました。その翌年からは小1から中2までに対象年齢を下げて全学年でヨガの授業が行われることになりました。そのことに感動して、ヨガクラスを見学をさせてもらって、もう涙が出そうになりました!

45分のヨガクラスで、生徒が各自マットを持ち、自分の好きなところに座り、シャバアーサナの形で、先生の誘導瞑想で5分。最初はざわざわしていたクラスが、驚くほどの静寂に包まれていく。その光景を見て、これだ、キッズヨガの勉強したい!と思って。たまたま、その時に絵本の翻訳をしていて、後に「おやすみヨガ」という絵本を翻訳することになりました。

授業でやることで、子ども達にヨガが根付いていく。小学校3年生ぐらいからは、自分でコースを組み立てたり、ヨガカードを使って、グループに分かれて、例えばポーズからポーズへ移行する過程を考えてもらったり。

太田:日本でも、身体のつくり等を学ぶ授業とリンクすることが出来そうと、気付きました!ヨガも、年齢が上がっていって呼吸法を覚えていれば、グループワークができるんですね。

Sayuri:年齢別に色々なクラスがあって、私も本当に面白いなと思う。アメリカで、中学校2年生のクラスで、一番最後のクラスで瞑想をしたときに、自分が将来何をやりたいかを考える。リラックスして、気持ちがクリアな状態で、自分が本当に何をやりたいのか。自分から出てくる言葉が本当に大事。社会や親からの影響を取っ払って出てくる自分。音楽をかけたり、外でやったり、どんな瞑想がいいかも実感しながらシェアする。自分がどう思っているのかをしっかり言葉にする練習が、小さいころからされている。

太田:日本の研究授業で、中3のヨガ瞑想で、皆が祈っていた…内容は「絶対合格するぞ」だけれど(笑)不安なんだけど頑張るぞ、というスイッチを入れてる瞬間を、最後の瞑想のリラクゼーションの時間で作れてすごく感動しました。あんなにふざけていたのに、ヨガマジックを見た!と思った。瞑想はどうしても宗教的なイメージを持たれるんだけれども、自分と会話するということ。どう考えますか?

Sayuri:頑張ることは美徳だけれど、休み方を教えてもらっていない。大人になって、がむしゃらに働いちゃったりして。自分の体の声が聞こえているだけど無視をしちゃうとか。でも、しっかり働くためには、休む時間や、間を取るということがすごく大事。

そのちょっとした余裕や、何かをやめる、じっとする時間。シャバアーサナは英語で Do Nothing pose。 「何もしないことをしている」。あえて何もしないことを選ぶ、という時間があった方がいいと私は思う。ストレスとの向き合い方を習っていない私たち。落ち着く方法や、不安になってドキドキしている時や、手に汗握ってプレゼンする時や、そういう気持ちをどういう風にしたらいいのか。呼吸法が全てではないけれど、もしかしたら、その子にとっての一つのツールにはなるかもしれない。

太田:日本では、ストレスとの向き合い方という授業はなかなかない。 自治体や学校で、SOSの出し方を伝えるなど、いろいろな工夫がされてはいるが、年に1回とか…

Sayuri:カナダの学校はヨガが週1回入っているし、あとはそもそも体育の授業が非常に多い。週4日体育の授業がある上にヨガが1回ある。体を動かすことをすごく大切にしている。プレゼンなど長い授業が行われたとしても、例えば、生徒にジャンプさせるなど、動きを加えている。静と動のバランスの取り方が子どもにあっていると感じた。

とても寒い地域で、マイナス40~50度にもなるという中、マイナス28度以上だと必ず外に出るという学校で。朝と昼と午後の授業のところで3回必ず外に出る。朝学校に到着してからも、みんなで学校の周りを散歩する。

太田:日本も体育朝会などあるが、カナダのは、わーっと身体を動かすだけでなく、静と動を学ぶ黄金比率ですよね!ただ動いて遊んで発散するだけじゃないところが、ヨガの奥深さだと思っている。

Sayuri:子どもたちの表情が変わっていく。ヨガの教室を出る時にはお風呂に入って温まったような、すごく柔らかい表情。科学的根拠はあるだろうが、そういった光景を自分が目の当たりにしてきたところは大きい。体育の一環ではあると思うが、PEとヨガは評価では別になっている。

お休みの時間をつくること

太田:学校ってすごく忙しいから、お休みの時間をあえて作るってどうなんだろう。

Sayuri:やっぱり校長先生が良さを実感したんでしょうね。決断ですよね 。ヨガは、今は特定の人がしているけれど、やっぱり誰でもできるものであってほしい。どんな体で、everybody でどんな人でも。日本に帰ると、日本の子、特に東京のお子さんとか忙しいと思う…。

太田:私立の、キリスト教系の学校だと、お祈りの時間が意外と良かったりする。自分と向き合う瞬間なんだろうな。ヨガは一つのツールで、静寂の中で自分と向き合う方法、自分を知る方法であると思う。大人にも子どもにも大事だと思うし、特に大都会東京で殺伐としている子どもたちには必要なんだと私はいつも思っています。運動が苦手な子や、身体に疾患がある子、車いすの方などに、どういう風に体を動かす楽しみを持たせていくか。誰でもできるところがヨガの魅力で、終わった後に、自分にもできる運動が見つかったと涙する方もいる。

Sayuri:私もカナダで、脳の障害で歩行器をつけている方に本当に喜んでもらった経験がある。体の機能が全て整っていなくても、ヨガなら体を動かすことができる。

太田: ヨガなら一緒にできる。皆と一緒だとうまくできないことがある日々を、埋めてくれる感じもある。

Sayuri:初めて子どものヨガクラスを見学に行ったとき、まだヨガは大人のものという意識があったので、瞑想の「何もしなくていい」という感じに衝撃を受けた。「ここは安心安全な場所で、周りとの競争なんかを一旦置こう」というメッセージを伝えられるのはヨガしかない。

太田:ヨガが起こす奇跡みたいな感覚を、たくさんの先生方にも知ってほしい!

がっこうヨガプロジェクトをどう思ったか?

Sayuri:がっこうヨガプロジェクトは、本当に素晴らしい!

太田:アメリカでは、7年前くらいのニューヨークで、昼休みの過ごし方の、チョイスとして、子ども達が瞑想を選べる、というのが定着してきた。昨年からは、教員研修のメンタルヘルスにヨガを入れるというのが始まってきている。

Sayuri:先生が癒されるという経験をたくさん持ってほしい。

太田:勉強やスポーツを頑張るのはもちろん大切だけれど、ちょっとお休みする時間が併せて必要で、自分で自分を大切にする方法や、ストレスを自分でケアできるんだよ、といういうところを、合わせてやれば、すごく相乗効果があると思う。

Sayuri:日本の教育の中にヨガが入ることで、お子さん達だけではなく、先生たちもきっと癒しを得られ、大事なことを学べると思う。そしてヨガを教えているインストラクターさん達の活躍の場が広がる。需要と供給から見ると、子どもにヨガをすごくやってほしいというお母さんはあまり聞かないですよね。

太田:日本も学習指導要領が変わり現場が変化する渦中。その中で、ヨガは本当に1~2分でもできるし、考え方や心の持ちように呼吸法がすごく効果があるし、ヨガの先生が学校にお邪魔して素敵な風を吹かせてくれる機会が一回でもあるといいな。子どもは一回でも覚えているし、あの時気持ちよかったと印象が残る。きっかけとして学校でできたら良いなと思っている。

Sayuriさんが翻訳された「おやすみヨガ」は本当に良いです!

太田:寝る前の習慣は大事ですよね、大人も。

まとめ

Do Nothing 

何もしないことを選ぶ

自分との向き合い方や、ストレスの発散など、なんとなく自己流で、やり過ごしているところではありませんか?それでうまくいっていれば良いけれど、そうはいかないのも実感している、日本の大人の私。ましてや子どもは、、、

そう考えた時に、ヨガという一つの指南があるのとないのとでは、全く違う人生が広がっているかもしれないと、改めて強く思いました。

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学校×ヨガ

 

 

学校のために、学校で生まれた。

Yoga Ed.の歴史は、

1999年、のサウスセントラル・ロス・アンジェルス・チャータースクールで始まりました。

ロス・アンジェルスの中でも犯罪、貧困、暴動が多い地域にあるこの特進校では、生徒たちが、学校の内外において、健全な生活を過ごすためのライフスキルを身につける必要性に迫られていました。

この必要性が、慈善家で、かつ自身も長年にわたりヨガを教えていたタラ・グーバーに強い影響を与え、この特進校にてYoga Ed.を生み出すことになったのです。学校の状況を効果的に改善させるべく、心身の健康維持の為のプログラムを立ち上げることに没頭するうちに、タラは、学校の健全性を高め、また、人生の困難に立ち向かえる術を、子どもたちに身につけさせるためのヨガカリキュラムを作り上げることの出来る、情熱を持ったヨガ教育者達のグループを発足しました。そのプログラムは、驚くべき成功を遂げました。

特進校の共同経営者であるケヴィン・スヴェッドは、「ヨガの効果に疑いの余地はない。我々の生徒は、心身の健康維持全体、つまり、身体、健康を意識する力、ストレス管理力、集中力、学校活動、他者への尊敬と自尊心の構築において改善が見られた。」と賞賛しました。「我々は、本校にて期待される高い達成感を保つために、ヨガは有効かつ価値ある要因であると考える。」

 

<Yoga.ed サイトより抜粋>