ヨガ思考

「落ち着きがない」の正体

落ち着きがないとはどういうことか

 

 

・・・その中に悪い子は1人もいなかった・・・

 

冒頭のこの文から、何千人と救ってきたであろう歴史と

子どもへの深い愛情を感じるこの本

大変お勧めである「落ち着きがない」の正体

 

この中で大きな共感をした点は、

”落ち着いている”という身体感覚を知らないという捉え方である

 

子どもの行動支援をする際に、

より良い行動を教える・与えるということがあるが、

 

実感を伴った”落ち着いている”(心地が良い)という感覚を

教えることは大変難しいと感じている。

 

もっともよく学校の先生が使う

「静かにしなさい」という表現も

おそらくは何デシベルの静けさであれば良い?

何時何分まで静かにする?

静かだという表情や仕草はどんなもの?

 

 

と、おそらく諸々の発達がゆったりであると

疑問に感じ、より良い(これは周囲の大人にとってだが)

行動に至らないのだろうと推測する。

 

 

”落ち着く”=寝てしまう(それも爆睡)となる

子どもにもよく出会うが、その説明も

この本にはわかりやすく書いてあった。

 

 

きっとこうだろうなと思っていることが

表現されている本に出会って

一気に1時間で読了。

 

 

もちろん、マインドフルネス・ヨガの可能性も

具体的な事例とともに紹介されていた。

 

 

ヨガをどう続けさせていくか、のヒントは

得られないけれど、そのヒントは、

私の中にあるので、まだ温めているところ・・・

学校×ヨガ

 

 

学校のために、学校で生まれた。

Yoga Ed.の歴史は、

1999年、のサウスセントラル・ロス・アンジェルス・チャータースクールで始まりました。

ロス・アンジェルスの中でも犯罪、貧困、暴動が多い地域にあるこの特進校では、生徒たちが、学校の内外において、健全な生活を過ごすためのライフスキルを身につける必要性に迫られていました。

この必要性が、慈善家で、かつ自身も長年にわたりヨガを教えていたタラ・グーバーに強い影響を与え、この特進校にてYoga Ed.を生み出すことになったのです。学校の状況を効果的に改善させるべく、心身の健康維持の為のプログラムを立ち上げることに没頭するうちに、タラは、学校の健全性を高め、また、人生の困難に立ち向かえる術を、子どもたちに身につけさせるためのヨガカリキュラムを作り上げることの出来る、情熱を持ったヨガ教育者達のグループを発足しました。そのプログラムは、驚くべき成功を遂げました。

特進校の共同経営者であるケヴィン・スヴェッドは、「ヨガの効果に疑いの余地はない。我々の生徒は、心身の健康維持全体、つまり、身体、健康を意識する力、ストレス管理力、集中力、学校活動、他者への尊敬と自尊心の構築において改善が見られた。」と賞賛しました。「我々は、本校にて期待される高い達成感を保つために、ヨガは有効かつ価値ある要因であると考える。」

 

<Yoga.ed サイトより抜粋>