ヨガ

君だけのモーニングルーティン

 

慌ただしい朝をマインドフルネスの練習に

 

皆様は、早起きタイプですか?

それとも朝は苦手・・・というタイプですか?

大人も、毎朝、慌ただしく仕事に出かけていますね。

長い人生の貴重な1日の始まりである朝を大切に過ごすことで

忘れ物がなくなるかも(!?)しれません。

 

以下は、「MINDFULNESS FOR CHILDREN  ー UZ AFZAL」

を参考に日本の学校やご家庭でマインドフルネスを

楽しく取り組めるように個人的に紹介しているものです。

 

 

Practice: モーニングルーティーン( MAKE THE MORNING LAST)

 

Duration  : / 必要時間 ;歯を磨いたり、洋服に着替えるといった朝の身支度をする間

What you will need : /朝の身支度に 必要なもの

 

このエクササイズは、

日々の活動をマインドフルネスに意識的に行うことを

高める助けとなります。

始めて、数回のエクササイズは、

時間をフレキシブルに使える週末の朝を

選んだほうがいいかもしれません。

慣れてくれば、平日に行うこともでき、

そこまで普段よりも時間がかかることもありません。

 

Read this introduction to your child for the first few times you practise

このイントロダクションを最初のうち何度か子どもに繰り返し読んでください

 

※あなたが目覚めるその朝は、

いつも新しい経験のできるの新しい1日の始まりです。

その日のことが不安な朝があれば、

興奮している朝もあれば、

疲れたまま起きてしまう朝もあります。

 

 

 

そんないろんなものを感じながら、

準備をするために次から次へと

慌ただしく準備をしていくこともありますよね。

急いで歯磨きをし、その上、急いで着替え、

その上、急いで朝食を食べたりすることもあるでしょう。

 

マインドフルに行動すると、

朝を心から楽しむことができます。

大きな時間が取れないときも、

一つ一つの行動にしっかり意識を向け、楽しむことができます。

 

 

 

 

この練習スクリプトを子どもに読みましょう。

何度か繰り返すうちに、サポートがなくても

自分自身でこのエクササイズができるようになるでしょう。

 

※歯磨き

 

洗面所の鏡の前に立ち、

グラウディングしている気持ちを感じましょう。

(床に足がついていることを感じてみましょう)

 

次に、歯ブラシを取ります。(その重さと質感を感じられますか?)

重いかな?触ってみてどんな感じがするかな?(と問いかけましょう)

 

歯ブラシに歯磨き粉を押し出すときに、歯磨き粉の匂いを嗅ぎます。

歯ブラシの音に注意してください。

前後や左右にブラッシングすると、変化しますか?

歯磨き粉の味はどんなでしたか?香りはなんでしたか?

鏡を見ましょう。口の中に泡はありますか?

口の周りは、どうですか?

さあ、笑顔になってみて!

口の周りは、どうなりましたか?

歯磨き粉をすすぐと、口の中はどんな感じがしましたか?

 

※着替え

安定した自分の足を感じましょう。

着替える時、洋服の色に気づいていますか?

肌にふれる服の素材はどんな感じがしますか?

 

 

(いくつかの、多くのことに気づくことができていますか?)

柔らかいな、とか、チクチクするとか、あったかいとか、ふわふわだとか・・。

 

このエクササイズは、急ぐ必要も、ゆっくりする必要もありません。

今、自分の取っている行動に意識を向ける、

それだけで素敵な朝を迎えられるはずです。

起きることを楽しむことによって、

気持ちが落ち着き、心がスッキリして、

新しい1日を迎える用意ができるかもしれません。

 

 

 

 

Reflection ; 振り返ってみましょう

 

子どもがこのエクササイズを行ったときに、

自分の経験について気づいたことを子どもに尋ねると役立つでしょう。

 

子どもたちはどんな感覚に気づいたでしょうか?

 

たとえ何を言われても、

子どもたちが自分の経験に気づいて良かったことを認める、

それがマインドフルネスの全てです。

彼らがこのプラクティスに慣れると、

彼らの朝のルーティンの多くに注意を払うことができるようになります。

 

 

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学校×ヨガ

 

 

学校のために、学校で生まれた。

Yoga Ed.の歴史は、

1999年、のサウスセントラル・ロス・アンジェルス・チャータースクールで始まりました。

ロス・アンジェルスの中でも犯罪、貧困、暴動が多い地域にあるこの特進校では、生徒たちが、学校の内外において、健全な生活を過ごすためのライフスキルを身につける必要性に迫られていました。

この必要性が、慈善家で、かつ自身も長年にわたりヨガを教えていたタラ・グーバーに強い影響を与え、この特進校にてYoga Ed.を生み出すことになったのです。学校の状況を効果的に改善させるべく、心身の健康維持の為のプログラムを立ち上げることに没頭するうちに、タラは、学校の健全性を高め、また、人生の困難に立ち向かえる術を、子どもたちに身につけさせるためのヨガカリキュラムを作り上げることの出来る、情熱を持ったヨガ教育者達のグループを発足しました。そのプログラムは、驚くべき成功を遂げました。

特進校の共同経営者であるケヴィン・スヴェッドは、「ヨガの効果に疑いの余地はない。我々の生徒は、心身の健康維持全体、つまり、身体、健康を意識する力、ストレス管理力、集中力、学校活動、他者への尊敬と自尊心の構築において改善が見られた。」と賞賛しました。「我々は、本校にて期待される高い達成感を保つために、ヨガは有効かつ価値ある要因であると考える。」

 

<Yoga.ed サイトより抜粋>